『こども食堂』をご存じでしょうか?
ニュースやSNSで目にしたことがあるという方も多い気がしますが、あらためて調べてみると…
とあります。
ここにあるように基本的には、『民間発』の取り組みということです。
つまりは、民間で無料または安価の食事を提供…となると赤字覚悟になるわけで、そうなると下田のような『小さなまち』の事業者では、経営的に余裕がなくなかなか難しいのかもしれません。
でも、ここ下田でも不定期ではありますが、『こども食堂』に取り組む事業者がいます。
市内に4店舗の飲食店を経営する株式会社開国厨房の代表徳島一信さんです。
徳島さんは、こども食堂の他にも、母校下田小学校の創立150周年を記念して在校生への贈答品や校舎修繕のための寄付金をつのる団体を立ち上げたり、仲間たちと共に『まどが浜海遊公園の遊具設置』の要望をまとめ上げて実現に導いたり、下田の子どもたちにもヒーローショーを見せてあげたい!と、ヒーローショーを開催させたり…とまさに下田の子ども達のヒーローのような動きを見せてくれています。
今回は、そんな徳島さんに、その原動力や思いなど伺ってきました。
是非、ご覧ください。
この小さなまち下田は、主要産業の観光で繁忙期閑散期の差が激しい…という大きな課題を抱えていて、そんなまちで飲食店を4店舗の飲食店を経営していくのは、大変なご苦労があるのかと思います。
そんな中で、子ども達の為に様々な活動に取り組まれていて、徳島さんのいろいろな活動を聞きつける度に頭が下がる思いです。
今日は、そうした活動への思いを中心に伺えたらと思っています。
まずは、生まれてからの経歴、下田にお店をはじめるに至った経緯をお教えいただいてもよろしいでしょうか?
ということは25万円で出店されたんですね。
それが出来たのは徳島さんの人柄があってのことでしょうけど、下田の人のつながりの強さも感じるエピソードかと。
これから下田で出店を考えているという人にとっても励みになる話です。
では、それからの歩みとメニューのこだわりなどもお聞かせください。
なるほど…すごい勢いで出店されたのですね。
でも、下田のような小さなまちで店舗を増やしていくって大変な苦労があると思うのですが、どんな思いからの出店なのでしょうか?
『雇用』と『社員教育』を下田でも!
本当にすばらしいです。
では、徳島さんの会社から独立された方もいらっしゃるのですか?
そうして、下田の食が全国に広がっていくって素晴らしいですね~
では、事業以外の取り組みについてです。
『こども食堂』など、子どもの為、まちの為に様々な活動をされています。
どんな思いで取り組まれているのでしょうか?
そうでしたか。
上の世代の思いが繋がったというのは、素晴らしいお話で、まちが良いカタチで引き継がれていくには大切なことですね。
では、具体的に取り組まれてきたことをご紹介ください!
『やらない善よりやる偽善!』!!!
徳島さんの活動を偽善とは感じませんが、確かに考えだけで実行しなければはじまりませんね。
その行動力、見習いたいです!
そして…財源も人口も少ない下田市、行政になんでもかんでも…という話。
行政で解決しなければなことがもちろんたくさんあるとは思いますが、市民の方がこうして積極的にまちの活性化に協力していただけるのは感謝しかありません。
本当にありがとうございます。
とにかく『次の世代のために』を何度も口にされていたのが印象的なインタビューとなりました。
こうして、徳島さんを筆頭とする下田の『子育て世代』の思いを受けたこども達が大きくなって、また『次の世代のために』活動するのが、目に浮かぶようです。
まちをつくるのは、つないでいくのは『まちのひとの思い』なんだと、あらためて感じさせてくれました。
株式会社開国 http://kaikoku-shimoda.sakura.ne.jp/index.html